テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会14日目の4日、女子シングルス決勝戦が行われ、第4シードの
G・ムグルサ(スペイン)が昨年覇者で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)を7-5, 6-4のストレートで下して2連覇を阻止し、全仏・四大大会初優勝を飾った。
>>全仏オープン対戦表<<決勝戦、第1セットでムグルサは第11・第12ゲームを連取し、セットカウント1-0とリードする。第2セットに入ってもムグルサの勢いは止まらず、第9ゲームでマッチポイントを握る。このチャンスを活かすことは出来なかったが、第10ゲームのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをキープし、優勝を手にした。
両者は今回が5度目の対戦で、ムグルサは対セリーナ戦を2勝3敗とした。直近では昨年のウィンブルドン決勝で、その時はセリーナに敗れグランドスラム初優勝を逃していた。
世界ランク4位のムグルサは、これまでの全仏オープンで2014・2015年のベスト8進出が最高だった。2014年には2回戦でセリーナを破る金星をあげた。
一方、敗れたセリーナは2連覇を逃し、グランドスラム2大会連続の準優勝となった。今年の全豪オープンでは決勝で
A・ケルバー(ドイツ)に敗れた。
昨年は全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドンで優勝し、全米オープンを制すると
S・グラフ(ドイツ)以来27年ぶり史上4人目の年間グランドスラム達成だったが準決勝で
R・ビンチ(イタリア)に敗れて、その快挙は絶たれていた。
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