テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会12日目の2日、男子シングルス準々決勝が行われ、第13シードのD・ティエムが第12シードの
D・ゴファン(ベルギー)を4-6, 7-6 (9-7), 6-4, 6-1の逆転で下し、グランドスラム初のベスト4進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<22歳のティエムと25歳のゴファンのグランドスラム8強入りは、今大会が初だった。
この試合、第1セットを落とすも第2セットをタイブレークの末に制すと流れは一気にティエムへ。小雨が降る中で勝利を手にし、ゴファンとの対戦成績を3勝4敗とした。
準決勝では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ティエムはこれまでジョコビッチと2度対戦し、いずれもストレートで敗れている。
ティエムは、昨年に3大会で優勝を飾り大きく飛躍。今シーズンは既に3大会でタイトルを獲得する活躍で、世界ランキングでは現在15位。今回の勝利で、大会終了後の世界ランキングは自身初のトップ10入りが濃厚となった。
一方、ゴファンは敗れるも今大会でグランドスラム初のベスト8進出を果たした。今シーズンはマスターズ大会で2度のベスト4進出を果たすなど、躍進のシーズンとなっている。
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