男子テニスで7度のグランドスラム優勝を誇る元世界ランク1位の
J・マッケンロー(アメリカ)がコーチとしてグランドスラムの舞台に戻ってくることが分かった。
>>全仏オープン 対戦表<<マッケンローは27日に出演したユーロスポーツの番組の「ザ・コミッショナー」にて、6月に開催されるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で世界ランク9位の
M・ラオニチ(カナダ)のコーチとして指導にあたることを明かしていた。
マッケンローはその巧みなラケットさばきでサーブ・アンド・ボレーを展開し、1980年代にはウィンブルドンで3度の優勝を飾っていた。現在は、全仏オープン期間中テレビのコメンテーターとしてパリに滞在している。
ラオニチは2014年のウィンブルドンで、その強力なサービスを武器にベスト4入り。そして今年の1月に行われた全豪オープンでも自身2度目となるグランドスラム4強入りを果たしていた。
現在行われている全仏オープンに第8シードで出場しているラオニチは、27日に行われた3回戦をストレートで勝利し4回戦へ駒を進めている。
ラオニチには、1998年に全仏オープンを制した元世界ランク1位の
C・モヤ(スペイン)とR・ピアッティの二人体制でコーチが付いている。
(STATS - AP)
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