テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会7日目の28日、トップハーフ(対戦表の上半分)のシングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)らが4回戦進出。これで、ボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置する第5シードの
錦織圭ら含め、ベスト16が出揃った。
>>全仏オープン 対戦表<<トップハーフからは第1シードのジョコビッチ、第7シードのベルディヒ、第11シードの
D・フェレール(スペイン)、第12シードの
D・ゴファン(ベルギー)、第13シードのD・ティエム、第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、
E・ガルビス(ラトビア)、
M・グラノジェルス(スペイン)の8選手が3回戦を突破。
27日、全仏オープン9度の優勝を誇る第4シードの
R・ナダル(スペイン)が左手首の怪我により3回戦を前に棄権。
28日の3回戦では、昨年4強入りを果たした第6シードの
JW・ツォンガ(フランス)が内転筋の肉離れにより途中棄権を申し入れ、大会から姿を消した。
ボトムハーフでは第2シードの
A・マレー(英国)、第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードの錦織、第8シードのM・ラオニチ、第9シードの
R・ガスケ(フランス)、第15シードの
J・イズナー(アメリカ)、第22シードの
V・トロイキ(セルビア)、
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)の8選手が16強入り。
錦織は、27日の3回戦で世界ランク52位の
F・ベルダスコ(スペイン)に大苦戦を強いられるも6-3, 6-4, 3-6, 2-6, 6-4のフルセットで下し、2年連続のベスト16進出を果たした。
4回戦では、第9シードのガスケと対戦。両者は今回が通算9度目の対戦で、過去は錦織から2勝6敗。今季だけでも3度目で、マドリッド・オープンで初勝利した翌週のBNLイタリア国際でもガスケを破り、現在2連勝している。
試合は、センターコートであるフィリップ・シャトリエの第3試合に組まれた。
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