テニスで、未来のローランギャロス・チャンピオンを発掘・サポートするため、全仏オープンにともなって毎年開催される「ロンジン フューチャー テニスエース トーナメント 2016」は26日にシングルス1回戦が行われ、加藤智子がA・Piestrzynska(ポーランド)を4-1, 4-1のストレートで下し、ベスト8進出を果たした。
今大会は全仏オープンのオフィシャルパートナーである、スイスの時計ブランド「ロンジン」が、5月26日から28日にかけて世界16カ国から才能ある若き選手16人をパリに招待し、未来のテニスチャンピオンを発掘するプロジェクト。
この日、加藤は3ゲーム連取する好スタートを切って勢いに乗り、第1セットを先取。
第2セットも好調な加藤は第1ゲームでブレークするも、第2ゲームをブレークバックを許す。その後は強烈なストロークを武器に勝利を手にした。
Piestrzynska(ポーランド)
大会2日目の27日にはシングルス準々決勝・準決勝が行われる。
全仏オープンの第1週目に、世界16カ国から13歳未満の将来有望なテニスプレイヤー16人をパリに招待し、今年で7回目。2016年のトーナメントは、5月26日(木)-28日(土)に、フランスのラ・デファンスの前に特設されたクレーコートで16人の女子選手が集う。
K・Cvetkovic(スイス)
本年度は、
A・サンチェス=ビカリオ(スペイン)を特別コーチに迎え、各国のテニス連盟により選抜されたオーストラリア、中国、フランス、香港、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、シンガポール、スペイン、スイス、台湾、米国、韓国、インドから参加する16カ国の選手がしのぎを削る。
E・Aucagne(フランス)
今大会に出場する選手たちのパリ滞在は、5月24日(火)と25日(水)に開催されるロンジン アカデミーから始まる。ここで、クレーコートでのプレイに慣れるために、サンチェス=ビカリオの他2人のスポーツ専門家から成るコーチ陣から直接アドバイスを受け、技術指導を仰ぐことが出来る。
トーナメントのファイナリスト2名は、28日(土)の決勝戦後に行われるエキシビションマッチでサンチェス=ビカリオと対戦する機会が与えられる。さらに、トーナメント優勝者には、ロンジンの時計、トーナメントカップ、16歳になる年まで毎年奨学金が授与される。
伝統、エレガンス、そして性能をテーマに時計作りを続け、創業180年以上の歴史を有するロンジン(スウォッチ グループ ジャパン株式会社、本社:東京都中央区銀座)は、2007年以来、全仏オープンのオフィシャルパートナーでありタイムキーパーを務めている。
【試合方式】・トーナメント方式を採用する
・各試合、2セット先取で勝利とし、タイブレークはゲームカウント4-4とする。各選手が1セットずつ獲得した場合、3セット目はタイブレークによって勝敗を決定する
・各ゲーム、ジュースの後ポイントを獲得したものを勝者とする
【スケジュール】・試合は2016年5月26・27・28日に開催される
(26日:1回戦、27日:準々決勝・準決勝、28日:決勝)
・ドローは5月25日、ロンジン フューチャー テニスエース 2016委員会によって行われる
・荒天順延
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