テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会5日目の26日、男子シングルス2回戦が行われ、第11シードで世界ランク11位の
D・フェレール(スペイン)が同92位の
J・モナコ(アルゼンチン)を6-7 (4-7), 6-3, 6-4, 6-2で下し、12年連続の3回戦進出を決めた。
>>全仏オープン 対戦表<<この試合、フェレールは第1セットをタイブレークの末に落とすも、第2セットから徐々に調子を上げていき、最後はモナコを圧倒して勝利を手にした。
3回戦では、第21シードの
F・ロペス(スペイン)と対戦する。ロペスは、同日の試合で
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)をストレートで下しての勝ち上がり。
フェレールは今シーズン、開幕戦のカタール・オープンで初戦敗退を喫するも、全豪オープンでベスト8進出、続くアルゼンチン・オープンでは4強入りを果たした。
しかし、その後のクレーコートシーズンでは疲労や怪我によって大会を欠場するなど思うような結果を出せず、5月17日付の世界ランキングでは2010年10月以来 約5年7カ月ぶりのトップ10転落となった。
全仏オープンでは2013年に決勝進出を果たしており、その時は
R・ナダル(スペイン)に敗れるも準優勝。昨年は準々決勝で
A・マレー(英国)に屈してベスト8だった。
今大会のシード勢が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する組合せとなっている。
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