テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス2回戦が行われ、第9シードの
R・ガスケ(フランス)が
B・フラタンジェロ(アメリカ)を6-1, 7-6 (7-3), 6-3のストレートで下し、6年連続の3回戦進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、第1セットを難なく先取したガスケだったが、第2セットはタイブレークへ突入。先にミニブレークしたガスケがこのセットを取るとペースを掴み、第3セットは1度もブレークを許さずに勝利した。
3回戦では、第17シードの
N・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは、同日の試合でラッキールーザーの
I・セイスリン(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
今季、ガスケは腰の怪我でシーズン開幕戦のカタール・エクソンモービル・オープンと全豪オープンを欠場。復帰戦の南フランス・オープンでは優勝を飾り、回復へ向かっているように思われたが、その後は早期敗退が相次いでいた。
クレーコート・シーズンに入ってからは、モンテカルロ・マスターズで2回戦敗退、続くバルセロナ・オープンは肋骨の負傷により欠場。その後、マドリッド・オープンとBNLイタリア国際ではいずれも3回戦で過去相性が良かった
錦織圭(日本)に敗れた。
過去の全仏オープンでは4回戦進出が自己最高。昨年は4回戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた。
今大会、シード勢が順当に勝ち進んだ場合、4回戦で第5シードの錦織、準々決勝で第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する組合せとなっている。
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