テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会2日目の23日、第2シードの
A・マレー(英国)が予選を勝ち抜いた37歳の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)との1回戦に登場する。
>>全仏オープン対戦表<<男子ツアーの大ベテランであるシュティエパネックは、今大会の予選3試合を勝ち抜いて本戦入りを果たしている。
両者が最初に対戦したのは2005年にまで遡る。その後8度対戦をしているが、対戦成績はマレーの6勝2敗。
そのマレーは、現在フルタイム・コーチがいない。先々週のBNLイタリア国際の決勝戦で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)を下して優勝を飾るも、直後にそれまでコーチを務めていた元女子世界ランク1位の
A・モレスモ(フランス)との関係に終止符を打ったことを公にしていた。
モレスモは「私達は、プロとして共に出来ることの終わりを迎えたという印象を抱いた。」とフランス・メディアのインタビューに答えて、関係終了について語った。
そして「アンディ(マレー)はとても複雑な選手。コートでは普段の彼とは全く逆の人間になる。それは自分を混乱されるものにもなった。」とマレーについての想いも加えていた。
新しいコーチについて問われたマレーは「今は全てが上手くいっている。だから特に急ぐ必要はないことは明らか。」と好調さをアピールしながら、新コーチ探しを急いではいないと明かしていた。
(STATS - AP)
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