女子テニスツアーのニュルンベルガー・カップ(ドイツ/ニュルンベルク、レッドクレー、WTAインターナショナル)は16日、シングルス1回戦が行われ、肩の負傷でツアーを休養していた
日比野菜緒(日本)は世界ランク65位の
C・マーケイル(アメリカ)に6-4, 6-7 (2-7), 2-6の逆転で敗れ、復帰戦を白星で飾ることが出来なかった。
この試合、第2セットを先取した日比野だったが、タイブレークまでもつれた第2セットを落とす。ファイナルセットではファーストサービスが入った時に12パーセントの確率しかポイントを獲得することが出来ず、2時間9分で敗れた。
日比野は4月のTEB BNP パリバ イスタンブール・カップで、肩に痛みを感じ、帰国後にMRI検査を受けた結果、肩の関節に腫瘍(ガングリオン)ができていたことが発覚。その後出場予定だった2大会を欠場し、治療とリハビリに専念していた。
勝利したマーケイルは2回戦で、第7シードのA・フリードサムと世界ランク59位のJ・ラーションの勝者と対戦する。
今大会のシード勢は第1シードが
R・ビンチ(イタリア)、第2シードが
L・シゲムンド(ドイツ)、第3シードが
A・ベック(ドイツ)、第4シードが
L・ツレンコ(ウクライナ)となっている。
また、前週のBNLイタリア国際でベスト8進出の快進撃を見せた
土居美咲(日本)が第6シードで出場しており、1回戦で世界ランク87位の
B・マテック=サンズ(アメリカ)と対戦する。
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