女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は11日、シングルス2回戦が行われ、予選を勝ち抜いた
奈良くるみが第10シードで元女王の
V・ウィリアムズ(アメリカ)を6-4, 6-3のストレートで破る金星をあげ、3回戦進出を決めた。
両者は今回が3度目の対戦で、奈良はヴィーナスから初勝利を飾った。
3回戦では
B・ストリツォワ(チェコ共和国)と対戦する。ストリツォワは2回戦で第22シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)を逆転で破っての勝ち上がり。
24歳の奈良は2014年のリオ・オープン女子でツアー初優勝を飾り、世界ランキングでの自己最高は同年の32位。
一方、敗れた元世界ランク1位のヴィーナスは、これまでキャリア通算49勝を誇り、今年は台湾オープンで
土居美咲を決勝で下して優勝している。
今大会その他の日本勢では土居、
日比野菜緒、予選勝者の
尾崎里紗は1回戦で敗退した。
シード勢は第1シードに
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードに
A・ケルバー(ドイツ)、第3シードに
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第4シードに
G・ムグルサ(スペイン)、第5シードに
S・ハレプ(ルーマニア)、第6シードに
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、第7シードに
B・ベンチッチ(スイス)、第8シードに
P・クヴィトバ(チェコ共和国)となっている。
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