男子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は7日に組み合わせが発表され、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や第6シードの
錦織圭らが位置するトップハーフ(対戦表の上半分)とは反対側のボトムハーフ(対戦表の下半分)には、第2シードの
A・マレー(英国)や第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)らが入った。
>>BNLイタリア国際 対戦表<<今大会1回戦免除の上位8シードは2回戦から登場する。
現在行われているムチュア・マドリッド・オープンの準決勝で
R・ナダル(スペイン)を下して2連覇に王手をかけているマレーは、初戦の2回戦で世界ランク40位の
B・チョリッチ(クロアチア)と予選勝者のどちらかと対戦する。
上位シード勢が勝ち上がった場合、3回戦で第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝では第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)か第12シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する組み合わせ。
昨年のBNLイタリア国際でマレーは連戦の疲労を理由に3回戦前に棄権。2011年には自己最高のベスト4へ進出した。
現在開催中のムチュア・マドリッド・オープンで
N・キリオス(オーストラリア)に敗れて初戦敗退となったワウリンカは、初戦の2回戦で世界ランク20位の
B・ペール(フランス)と同22位の
B・トミック(オーストラリア)の勝者と対戦する。
ワウリンカは2008年のBNLイタリア国際で
M・サフィン(ロシア)、マレー、
J・C・フェレーロ(スペイン)、
J・ブレイク(アメリカ)、
A・ロディック(アメリカ)ら強豪を次々と下してマスターズ初の決勝進出。その時は、決勝でN・ジョコビッチから第1セットを先取するも逆転で敗れ、惜しくもタイトル獲得とはならなかった。
昨年は準々決勝でナダルを破り4強入りするも、準決勝では
R・フェデラー(スイス)に敗れた。
また、第6シードの錦織は初戦の2回戦で世界ランク24位の
V・トロイキ(セルビア)と同57位の
T・ガバシュビリ(ロシア)の勝者と対戦する。
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