女子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー)は7日、シングルス決勝戦が行われ、第6シードの
S・ハレプ(ルーマニア)がノーシードから勝ち上がってきた元世界ランク10位の
D・チブルコワ(スロバキア)を6-2, 6-4のストレートで下し、大会初・今季初の優勝を飾った。
両者は今回が5度目の対戦で、ハレプはチブルコワとの対戦成績を2勝3敗とした。
この試合、ハレプはトータルでチブルコワに与えた4度のブレークチャンスを全てしのぎ、自身は3度のブレークに成功。その後も自身のペースを崩さず、1時間20分で勝利を手にした。
ハレプは今大会1回戦で
土居美咲(日本)、2回戦で
K・ナップ(イタリア)、3回戦で第10シードの
T・バシンスキー(スイス)、準々決勝で
I・C・ベグ(ルーマニア)、準決勝で
S・ストーサー(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
今シーズンは1月のアピア国際シドニー女子でベスト4入りを果たすも、全豪オープンでは初戦で敗退を喫していた。
今大会は世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)の欠場により、第1シードの枠に
A・ラドワンスカ(ポーランド)が入ったが1回戦でチブルコワに敗れ、初戦で姿を消していた。
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