男子テニスツアーのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は3日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)が世界ランク39位の
A・クズネツォフ(ロシア)を6-3, 6-3のストレートで下して3回戦進出を決め、3大会連続優勝に向けて好発進した。
>>マドリッド・オープン対戦表<<上位8シードは1回戦免除のため、この試合が初戦だったナダルは、ファーストサービスが入った時に84パーセント、セカンドサービス時には100パーセントの高い確率でポイントを獲得し、クズネツォフに1度もブレークチャンスを与えることなく、1時間18分で勝利した。
3回戦では世界ランク37位の
S・クエリー(アメリカ)と同58位の
L・プイユ(フランス)の勝者と対戦する。
ナダルは3月のマイアミ・オープンで体調不良のため途中棄権すも、クレーコートシーズンに入ると本来の調子を取り戻し、モンテカルロ・ロレックス・マスターズとバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで2大会連続優勝を飾っている。
その他では、ナダルと同じボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置する第14シードの
D・ティエム(オーストリア)は元世界ランク4位の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れて初戦敗退となった。
また、準々決勝でナダルと対戦する組み合わせとなっていた
R・フェデラー(スイス)は腰の怪我のため初戦を前に欠場を表明。フェデラーの枠には
M・グラノジェルス(スペイン)がラッキールーザーで入っている。
第2シードの
A・マレー(英国)は
R・シュティエパネック(チェコ共和国)と対戦し、第2セットを落とす苦戦を強いられるも、3回戦進出を決めた。
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