男子テニスの下部大会であるプロスペリータ・オープン2016(チェコ共和国/オストラバ、レッドクレー、ATPチャレンジャー)は26日、シングルス1回戦が行われ、主催者推薦で出場している元世界ランク8位の
J・ティプサレビッチ(セルビア)が第6シードのHP・カスティーリョ(チェコ共和国)を7-6 (7-5), 3-6, 6-4のフルセットで下し、初戦突破を果たした。
この試合、第1セットをタイブレークの末に先取したティプサレビッチは第2セットを落とすも、ファイナルセットでは3度のブレークに成功して2時間33分で勝利した。
2回戦では予選を勝ち抜いた世界ランク304位のM・ミチャリカ(チェコ共和国)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
現在31歳のティプサレビッチはツアー大会でキャリア通算4度タイトルを獲得しており、世界ランキングの自己最高は2012年の4月に記録した8位。2011・2012年にはATPワールドツアー・ファイナルに出場するも、その後は怪我との戦いが続き、思うような成績を残せていない。
今大会で7カ月ぶりの復帰を果たしたティプサレビッチは、現在世界ランク6位の
錦織圭との対戦成績を5戦全勝としている。
今大会には、日本勢から
内山靖崇が出場しており、同日の1回戦で第1シードの
A・パブラセク(チェコ共和国)を下し、2回戦進出を決めた。
シード勢は第1シードがパブラセク、第2シードが
B・ロラ(スロベニア)、第3シードが
J・ゾップ(エストニア)、第4シードがP・クリスティン(セルビア)。パブラセクとロラのトップ2シードは初戦で姿を消している。
■関連ニュース■
・元8位ティプサレビッチが復帰・ティプ 単の復帰戦で勝利飾る・錦織の天敵ティプ ツアー復帰