男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、ATP500)は22日、大会史上3人目の3連覇を狙う第2シードの
錦織圭が第11シードの
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を下し、準決勝進出。その他、第1シードの
R・ナダル(スペイン)らが勝利し、ベスト4が出揃った。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<錦織は、第1セットの第10ゲームで4度のブレークのピンチを迎えるも、しのぎきりサービスキープに成功。その後は9ゲーム連取で一気に勝負を決め、3年連続のベスト4進出を果たした。
準決勝では第6シードの
B・ペール(フランス)と対戦する。両者は今回が5度目の対戦で通算では2勝2敗のタイ。しかし、昨年の全米オープン1回戦で敗れるなど、現在錦織の2連敗中となっている。
トップハーフ(対戦表の上半分)では、大会9度目の優勝を狙うナダルが、昨年3度の苦杯を喫した
F・フォニュイーニ(イタリア)を下して3年ぶりの4強入り。今季初優勝を果たした前週のモンテカルロ・ロレックス・マスターズから好調を維持している。
準決勝では、第10シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)との対戦。両者は今回が13度目の顔合わせで、過去ではナダルが11勝1敗と大きく勝ち越している。
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