男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー、ATP500)は20日、シングルス2回戦が行われ、
A・ズベレフ(ドイツ)が第15シードの
T・ベルッチ(ブラジル)を6-3, 6-7 (3-7), 7-5のフルセットの末に下して19歳の誕生日を勝利で飾り、3回戦進出を果たした。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<この試合、第1セットを先取したズベレフは第2セットをタイブレークの末に落とし、セットカウント1-1に。ファイナルセットでは第12ゲームでブレークして勝利した。
3回戦では
M・ジャジーリ(チュニジア)と対戦する。ジャジーリはラッキールーザーで出場の
R・オリーヴォ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
昨年のATPアワードで年間最優秀新人賞を受賞したズベレフは、今シーズン更なる躍進を遂げ、昨年終了時に83位だった世界ランキングは現在51位まで浮上。BNPパリバ・オープンでは
R・ナダル(スペイン)をマッチポイントまで追い込み、対戦後に「将来1位にも成り得る選手」と言わしめた。
ボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置するズベレフが勝ち進むと、準々決勝で第6シードの
B・ペール(フランス)、準決勝では第2シードの
錦織圭と対戦する可能性がある。
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