男子テニスツアーのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が第16シードの
B・ペール(フランス)を2-6, 7-5, 7-5の逆転で下し、4年ぶりのベスト8進出を決めた。
>>モンテカルロ・マスターズ対戦表<<この試合、マレーはペールの強打とドロップショットのコンビネーションに翻弄されて第1セットを落とす。第2セットでは勢いに押されて3ゲーム連取を許すが、徐々にペースを掴んで3度のブレークに成功し、セットカウント1-1とする。
ファイナルセットではペールのサービング・フォー・ザ・マッチまで追い込まれるも、土壇場でブレークバックに成功。そこから3ゲーム連取し、2時間32分で勝利した。
準々決勝では第10シードのM・ラオニチと対戦する。ラオニチは3回戦で世界ランク99位の
D・ズムル(ボスニア)を下しての勝ち上がり。
今シーズン、マレーは1月の全豪オープンで通算5度目の準優勝。その後はキム・シアーズ夫人の第一子出産のために一時ツアーを離れた。
ツアー復帰戦となったBNPパリバ・オープンで
F・デルボニス(アルゼンチン)、マイアミ・オープンでは
G・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れて3回戦で姿を消していた。
過去のモンテカルロ・マスターズでマレーは、2009・2011年にベスト4へ進出している。
また、13日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が初戦の2回戦で、世界ランク55位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)に敗れる波乱に見舞われ、既に姿を消している。
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