男子テニスツアーのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が予選を勝ち抜いた世界ランク95位の
PH・エルベール(フランス)を6-2, 4-6, 6-3のフルセットで下し、ベスト16進出を果たした。上位8シードは1回戦免除のため、マレーは2回戦からの登場。
>>モンテカルロ・マスターズ対戦表<<この試合、マレーはファイナルセットには入ると、ファーストサービスが入った時に81パーセントの高い確率でポイントを獲得。さらに1ブレークに成功し、2時間6分で勝利した。
3回戦では、第16シードの
B・ペール(フランス)と世界ランク34位の
J・ソウサ(ポルトガル)の勝者と対戦する。
過去のモンテカルロ・ロレックス・マスターズで、マレーは2009・2011年のベスト4進出が自己最高で、いずれも
R・ナダル(スペイン)に敗れている。
今大会はボトムハーフに位置しており、上位シード勢が勝ち進むと、準々決勝で第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)か第10シードの
M・ラオニチ(カナダ)、準決勝では第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)か第5シードのナダルと対戦する組み合わせ。
今シーズンは1月の全豪オープンで通算5度目の準優勝。その後はキム・シアーズ夫人の第一子出産のために一時ツアーを離れた。
ツアー復帰戦となったBNPパリバ・オープンでは
F・デルボニス(アルゼンチン)に敗れて、まさかの3回戦敗退。その後のマイアミ・オープンでも3回戦で姿を消した。
一方、敗れたエルベールは
N・マウー(フランス)とのダブルスでBNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの2大会連続で優勝しており、今大会も第3シードでエントリーしている。
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