女子テニスのマイアミ・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード、プレミアマンダトリー)は2日、シングルス決勝戦が行われ、第13シードで元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)が第15シードで世界ランク19位の
S・クズネツォワ(ロシア)を6-3, 6-2のストレートで下し、大会3度目の優勝を飾ると同時に、前週のBNPパリバ・オープンに続き2大会連続のタイトル獲得となった。
この試合、アザレンカはクズネツォワに3度のブレークを許すも、それを上回る7度のブレークに成功して1時間17分で栄冠を掴んだ。
今回の勝利でアザレンカはクズネツォワとの対戦成績を5勝4敗と勝ち越した。
前週のBNPパリバ・オープン決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)を下して優勝していたアザレンカは、3月に行われるインディアンウェルズ・マイアミの2つのビッグトーナメントを続けて制す「サンシャイン・ダブル」を達成。女子では2005年のK・クライシュテルス以来の快挙となった。
元世界ランク1位のアザレンカは、近年怪我に悩まされて思うような結果を残せずにいたが、今シーズンは3度タイトルを獲得するなどかつての輝きを取り戻しつつある。昨年終了時に22位だった世界ランクは現在8位まで浮上。約1年6カ月ぶりのトップ10返り咲きを果たしている。
一方、2006年大会の優勝者であるクズネツォワは4回戦で第1シードのセリーナを下しての勝ち上がりだった。
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