女子テニスツアーのAEGONクラシック(イギリス/バーミンガム、芝)は17日、第12シードの元女王
V・アザレンカ(ベラルーシ)が左足の負傷により棄権を申し入れ、2回戦で姿を消すこととなった。
今大会、アザレンカは1回戦で世界ランク38位の
V・レプシェンコ(アメリカ)をストレートで下して2回戦に進出した。
元世界ランク1位のアザレンカは、以前から左足を負傷しており、昨年の全仏オープンは欠場。その後3カ月以上ツアーから離れ、治療とリハビリに専念していた。そのため、昨シーズンは思い通りの成績が残せておらず、2月には世界ランクを48位にまで落としていたが、現在は25位に上げてきていた。
しかし、今回またも左足の負傷により2回戦を棄権。今後のツアー大会の出場が危ぶまれることとなった。
また、同日に行われた2回戦で、第5シードの
E・ブシャール(カナダ)が
K・ムラデノヴィック(フランス)に3-6, 6-4, 0-6のフルセットの末に敗れた。
今季ブシャールは不調で、出場したツアー大会でも早期敗退が相次いでいる。1月の全豪オープンではベスト8入りを果たすも、その後の大会は初戦で姿を消すことが多く、今回で3大会連続初戦敗退となった。
その他の上位シード勢は、第2シードの
A・イバノビッチ(セルビア)、第7シードの
A・ペトコビッチ(ドイツ)が2回戦で姿を消した。
また、今大会には
奈良くるみ(日本)、
土居美咲(日本)も出場していたが、奈良くるみは初戦敗退、土居美咲は2回戦で敗れている。
>>AEGONクラシック対戦表<<
■関連ニュース■
・アザレンカら 芝初戦は順当・アザレンカ 元女王対決制す・波乱 第1シード初戦敗退
■最新ニュース■
・ヒューイット 最後の全英へ・ナダルに続きスタンも姿消す・錦織 番狂わせ選手を警戒