男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/ マイアミ、ハード)は1日に行われるシングルス準決勝で、マスターズ初優勝を狙う第6シードの
錦織圭が第24シードの
N・キリオス(オーストラリア)、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<錦織は、準々決勝で第16シードの
G・モンフィス(フランス)との死闘を4-6, 6-3, 7-6 (7-3)で制しての勝ち上がり。
準決勝で対戦するキリオスとは今回が2度目の顔合わせで、昨年の上海マスターズでは錦織が逆転で勝利した。キリオスは、準々決勝で第12シードのM・ラオニチをストレートで下して駒を進めている。
一方、錦織が位置するボトムハーフ(対戦表の下半分)とは反対のトップハーフ(対戦表の上半分)のジョコビッチは、世界ランク15位のゴファンと対戦する。両者の対戦成績は、ジョコビッチから3戦全勝。
ジョコビッチは、前週のBNPパリバ・オープン決勝でラオニチを下し、マスターズ歴代最多優勝を誇る
R・ナダル(スペイン)に並ぶ通算27勝目をあげた。今大会で優勝すると、28度目のタイトル獲得で最多記録更新、更に大会3連覇と6度目のタイトル獲得となる。
今大会は第3シードの
R・フェデラー(スイス)が胃のウイルス性疾患で棄権。さらに第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)と第5シードのナダルが初戦敗退、第2シードの
A・マレー(英国)は3回戦で敗れ、トップ5シードで4選手が早期で姿を消した。錦織にとってマスターズ初優勝を飾る大きなチャンス。
錦織が決勝へ進出した場合、マスターズ初優勝の最後の壁はゴファンに過去3連勝している王者ジョコビッチの可能性が高い。
また錦織の準決勝と、その他カードはCSチャンネルGAORA SPORTSにて生中継することが決まっている。
[ATPテニス ワールドツアー マスターズ1000]
マイアミ・オープン<準決勝>
錦織圭 vs N・キリオス
4月2日(土) 朝7:58-午前11:00【生中継】
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