男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は28日、第24シードで世界ランク26位の
N・キリオス(オーストラリア)が予選を勝ち抜いた同132位の
T・スミチェク(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下し、ベスト16進出を果たした。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、強力なサービスを武器とするキリオスはファーストサービスが入った時のポイント獲得率が69パーセントだったことが影響して第1・第2セットで1ブレークを許すも、自身は4度のブレークに成功して1時間27分で4回戦進出を決めた。
4回戦では、第2回戦で第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)を破る金星をあげた世界ランク51位の
A・クズネツォフ(ロシア)と対戦する。両者は今回が初の対戦。
20歳のキリオスはマイアミ・オープンに初出場で16強入りを果たした。マスターズ大会でベスト16へ進出したのは、昨年のマドリッド・オープンとロジャーズ・カップに続く3度目。
今年は1月の全豪オープンで3回戦進出。その後は肘の怪我のため欠場が続いていたが、復帰戦となったオープン13でツアー初優勝を飾った。
しかし、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権では準決勝まで勝ち進むも途中棄権。ウィルス性疾患を患い、その後に出場を予定していた国別対抗戦デビスカップも欠場。前週のBNPパリバ・オープンでは初戦敗退を喫していた。
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