男子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は26日、シングルス準決勝が行われ、
N・キリオス(オーストラリア)は第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦したが、4-6, 0-3とリードを許したところでキリオスが腰の怪我を理由に棄権を申し入れ、決勝進出とはならなかった。
この日の試合、キリオスは前日の準々決勝に続いて試合中に治療を受けていた。第1セットの第7ゲーム終了後のコートチェンジの時にトレーナーを要求していた。
20歳のキリオスは先週フランスのマルセイユで行われたオープン13でツアー初優勝を飾っており、現役選手では最年少のチャンピオンとなっていた。
腰の痛みについては「ここ数日悩まされていた。」とキリオス。「マルセイユの大会を始めた頃に臀部も怪我をしていて、それもまだちょっと治ってはいない。このところ体調も悪くなっていた。恐らくウィルス性疾患のようなものだと思う。」とコンディションの悪さを明かしていた。
キリオスの棄権は、前日の第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)の棄権に次ぐものとなった。ジョコビッチは目の炎症のために棄権を申し入れていた。
(STATS - AP)
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