男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は27日、男子シングルス3回戦が行われ、マスターズ初勝利を果たした
西岡良仁は第14シードの
D・ティエム(オーストリア)に敗れて快進撃ストップ。第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第7シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)らが順当に4回戦進出を決める中、第8シードの
D・フェレール(スペイン)はベスト16を前に敗れた。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<西岡はティエムの強力なストロークに押されて4度のブレークを許し、3回戦敗退となった。今大会は予選を勝ち上がりマスターズ本戦初出場。2回戦で
F・ロペス(スペイン)からあげた白星は、西岡のキャリアで最もランキングの高い選手からあげた勝利となった。
今大会で優勝すると、単独でのマスターズ歴代最多優勝となる第1シードのジョコビッチは、第33シードの
J・ソウサ(ポルトガル)を寄せつけずストレート勝ち。4回戦ではティエムと対戦する。
2回戦で対戦予定だった
R・ラム(アメリカ)が試合前に棄権したため、今大会の初戦となった第7シードのベルディヒは第30シードの
S・ジョンソン(アメリカ)をストレートで下しての16強入りとなった。
同日では第10シードの
R・ガスケ(フランス)、第15シードの
D・ゴファン(ベルギー)らが4回戦へと駒を進める中、センターコートの最終試合では第8シードのフェレールが世界ランク88位の
L・プイユ(フランス)に敗れる波乱が起きた。
現在33歳のフェレールは前週のBNPパリバ・オープンを疲労で欠場。今シーズンは開幕戦のカタール・オープンで初戦敗退、全豪オープンでは8強入りを果たすも、その後の大会で結果を残せず、未だタイトル獲得には至っていない。
また、今大会で復帰予定だった第3シードの
R・フェデラー(スイス)は初戦を前に棄権。大会から姿を消している。
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