男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は27日、シングルス3回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は世界ランク38位の
J・ソウサ(ポルトガル)を6-4, 6-1のストレートで下してベスト16進出を決めた。ジョコビッチは2回戦の
K・エドモンド(英国)との試合中に、ボールをズボンの左ポケットでキャッチし観客を沸かせるパフォーマンスを披露した。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<今大会のシード選手は1回戦が免除されているため、25日に行われた2回戦が初戦となったジョコビッチ。第1セットでゲームカウント2ー0とリードし、続く自身のサービスゲームで放ったファーストサービスがフォルトになり、エドモンドがそのサービスをミスヒットしてボールが高く跳ね上がった。
そのボールはジョコビッチのコートへと落ちていき、ジョコビッチは両手でズボンの左ポケットを広げてそのボールの落下点へ近付くと、ボールはポケットへと吸い込まれていった。
ナイトマッチで行われていたこの試合、会場はほぼ満員の観客で埋まっており、直後に大きな拍手と歓声が沸き上がった。
ジョコビッチもその模様をテレビのリプレーで見るのを楽しみにしているとし「見てみたいと思っている。あれはラッキーだったと言わざるを得ない。良い瞬間に良い所にいた。」と自身も驚きを隠せずにいた。
この試合、ジョコビッチはエドモンドを6-3, 6-3のストレートで下し、3回戦へ駒を進めていた。
(STATS - AP)
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