男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は27日、シングルス3回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が同38位の
J・ソウサ(ポルトガル)を6-4, 6-1のストレートで下し、ベスト16進出を果たした。
>>マイアミ・オープン 対戦表<<この試合、第1セットでは2度のブレークを許すなど苦しんだジョコビッチだったが、第2セットではファーストサービスが入った時に92パーセントの確率でポイントを獲得して主導権を掴み、3度のブレークに成功。1時間17分で4回戦進出を決めた。
ジョコビッチは前週のBNPパリバ・オープンで決勝で
M・ラオニチ(カナダ)を下し、マスターズ歴代最多の
R・ナダル(スペイン)に並ぶ通算27度目の優勝を果たした。今大会で優勝すると、28度目のタイトル獲得となり、最多記録を更新する。
今大会は第3シードの
R・フェデラー(スイス)が胃のウイルス性疾患にかかり棄権。第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードのR・ナダルは初戦敗退の波乱に見舞われており、トップ5シードの内3選手が既に姿を消している。
昨年のマイアミ・オープンでは
A・マレー(英国)を下して2連覇と5度目の優勝を達成した。
4回戦では第14シードの
D・ティエム(オーストリア)と対戦する。ティエムは3回戦で
西岡良仁(日本)を下しての勝ち上がり。ジョコビッチはティエムと過去に1度だけ対戦し、その時は勝利している。
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