フェデラー薬物と賞金に見解

男子テニスのマイアミ・オープン男子（アメリカ/マイアミ、ハード）は２４日、第３シードで出場するＲ・フェデラー（スイス）が、Ｍ・シャラポワ（ロシア）のドーピング問題と男女賞金額の平等に対する論争について見解を示した。

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膝の手術によりフェデラーがツアーを離脱している間に、テニス界はいくつかのビッグ・ニュースで賑わっていた。１つはシャラポワのドーピング陽性反応の公表。そして男女の賞金額。フェデラーはそのいずれに対しても見解を示し、シャラポワの件については「全くの驚き。」とコメントした。

フェデラーはテニス界にドーピング問題が存在しないと信じていたが、更なる検査が必要なのではと語った。

「ドバイへ拠点を移してもう１０年になるけど、そこで検査を受けたのはまだ１度しかない。それは十分ではない。スイスにいた頃は、もっと検査を受けていた。スイスの検査官が同じ街に住んでいたから。彼は今回の手術の翌日に訪れ、その１週間後にも訪れていた。」と自身の検査の状況を明かした。

男女平等の賞金については「テニスは世界でも有数の女性アスリートを生み出している事実に喜んでいる。男女平等な賞金額はとても良いこと。」と述べた。

フェデラーは２５日に予定している初戦の２回戦で、Ｊ・Ｍ・デル=ポトロ（アルゼンチン）と対戦する。

過去はフェデラーが１５勝５敗と勝ち越しており、グランドスラムでも５勝１敗としている。

(STATS - AP)