男子テニスのマイアミ・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は23日、シングルス1回戦が行われ、プロテクトランキングで出場の
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)が世界ランク39位の
G・ペラ(アルゼンチン)を6-0, 7-6 (7-4)のストレートで下して初戦突破し、2回戦では第3シードの
R・フェデラー(スイス)と対戦することが決まった。
>>マイアミ・オープン 全体ドロー表<<デル=ポトロとフェデラーは過去に20度対戦し、デル=ポトロから5勝15敗。2009年の全米オープンではフルセットの末にデル=ポトロがフェデラーを下し、グランドスラム初のタイトルを獲得した。
直近の対戦は2013年のツアーファイナル ラウンドロビンで、その時デル=ポトロは第1セットを先取するも逆転で敗れている。
27歳のデル=ポトロは2009年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾った翌年には世界ランク4位まで上り詰めた。しかし、近年は度重なる怪我に悩まされ、昨年は2大会しか出場することが出来なかった。
今年2月のデルレイ・ビーチ・オープンでは11カ月ぶりの復帰を果たし、まだ満足出来るバックハンドが打てない中でベスト4まで勝ち上がった。主催者推薦枠で出場した先日のBNPパリバ・オープン男子では初戦突破するも、2回戦で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れ2回戦敗退。
一方、フェデラーは今シーズン、全豪オープンの準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた翌日に膝を負傷。2月に半月板の修復手術を受け、出場を予定していたABNアムロ世界テニス・トーナメント、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権男子、BNPパリバ・オープン男子を欠場。今大会は復帰戦となっている。
今大会の主なシード勢は、第1シードにジョコビッチ、第2シードに
A・マレー(英国)、第3シードにフェデラー、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)、第5シードに
R・ナダル(スペイン)、第6シードに
錦織圭(日本)。
昨年はジョコビッチが決勝でマレーを下して2連覇と6度目の優勝を果たしている。


■関連ニュース■
・フェデラー、マイアミで復帰・復帰デルポ 片手スライス多用・デルポ 辛い時間は過ぎ去った