男子テニスで世界ランク3位の
R・フェデラー(スイス)は、2月初旬に膝の半月板の修復手術を受けたことから、ツアースケジュールを変更しマイアミ・オープン男子(アメリカ/ マイアミ、ハード)とモンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/ モンテカルロ、クレー)への出場を明らかにした。
グランドスラム史上最多優勝の17度を誇るフェデラーは、1月に行われた全豪オープン男子の準決勝で世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた翌日に不注意から膝を負傷。
検査の結果、内視鏡手術が必要と診断されていた。そのため、2月に出場を予定していたABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ ロッテルダム、ハード)とドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ ドバイ、ハード)への出場を見送っていた。
その後、現在行われているBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/ インディアンウェルズ、ハード)から復帰する予定だったが、同大会も欠場を表明していた。
フェデラーの復帰に関するスケジュールの変更は、彼のエージェントであるT・ゴッドシックから17日に発表された。
マイアミ・オープン男子でフェデラーは、2005年と2006年に優勝を飾っており、2014年のベスト8進出を最後に、昨年は出場していなかった。
モンテカルロ・ロレックス・マスターズでは4度の準優勝が最高成績で、2006年から2008年には3年連続決勝戦で
R・ナダル(スペイン)に、2014年は
S・ワウリンカ(スイス)に敗れていた。
4月10日から行われるモンテカルロ・ロレックス・マスターズは、フェデラーの出場でトップ10選手9人が出場する。唯一出場を見送っているのは、世界ランク6位の
錦織圭のみとなっている。
(STATS - AP)
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