女子テニスのサンアントニオ・オープン(アメリカ/サンアントニオ、ハード、グレード125K)は15日、シングルス1回戦が行われ、第6シードで世界ランク55位の
土居美咲(日本)が同104位の
E・ロディナ(ロシア)を6-3, 6-3のストレートで下し、2回戦進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得した土居は、ロディナに主導権を渡さず、4度のブレークに成功して1時間10分で初戦突破を決めた。
土居は1月の全豪オープンで
A・ケルバー(ドイツ)からマッチポイントを握るも、逆転を許す悔しい敗戦を喫した。その後は初戦敗退が続いていたが、2月中旬に行われた台湾オープンで準優勝を飾り、2月22日発表の世界ランキングで自己最高位の51位を記録した。
2回戦では世界ランク122位の
X・ハン(中国)と対戦する。ハンは同80位の
I・ファルコーニ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
また、日本勢からは世界ランク60位の
日比野菜緒(日本)が出場していたが、1回戦で主催者推薦で出場の16歳
C・ベリス(アメリカ)に敗れ、初戦敗退となった。
今大会の主なシード勢は、第1シードに
D・ガブリロワ(オーストラリア)、第2シードに
I・C・ベグ(ルーマニア)、第3シードにJ・オスタペンコ(ラトビア)、第4シードに
Y・ウィックマイヤー(ベルギー)となっていたが、ベグ、オスタペンコ、ウィックマイヤーは既に姿を消している。
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