男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は15日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの王者
N・ジョコビッチ(セルビア)が第27シードで世界ランク30位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を7-5, 7-5のストレートで下し、ベスト16進出を果たした。
>>BNPパリバ・オープン男子対戦表<<この試合、ジョコビッチは2度のブレークに成功し第1セットを先取。第2セットではゲームカウント6-5の40-0からコールシュライバーにブレークバックを許すなど、詰めの甘さを見せるも、その後第12ゲームで再びブレークし、1時間39分で4回戦進出を決めた。
今シーズン、ジョコビッチは全豪オープンで2連覇達成と同時に大会6度目の優勝を飾った。昨年は全豪オープン・ウィンブルドン・全米オープンの3大会で優勝、マスターズ6大会を制覇、ATPワールドツアー・ファイナルでは史上初の4連覇など数々の快挙を成し遂げた。
BNPパリバ・オープン男子では過去に4度優勝しており、今回は3連覇と大会5度目のタイトル獲得を狙う。
4回戦では第18シードの
F・ロペス(スペイン)と対戦する。過去の対戦成績はジョコビッチから7勝1敗と勝ち越しているが、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権の準々決勝では両目の炎症を理由に棄権。これは、ジョコビッチにとって今シーズン初の敗戦となった。
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