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M・シャラポワ(ロシア)のドーピング違反に対する処分が下されていない中、国連はシャラポワとの関係を停止すると語っていた。シャラポワは、血液の循環を促進する作用が認められた薬であるメルドニウムの使用を認めたことで、何らかの処分が下される。
ニューヨークに基盤を置く国連開発計画(UNDP)は「シャラポワの会見での発言をふまえ、先週から親善大使としての役割と、調査が行われている期間中に予定していた活動を一時停止した。」としながら「我々の活動に協力してくれたシャラポワに対して感謝の気持ちは残っている。特にチェルノブイリ原発事故の復興に関してはその想いが強い。」と語っていた。
2007年からシャラポワは、貧困と不平等に対して活動している機関で大使を務めていた。
シャラポワが国連開発計画と共に行った慈善基金は、ベラルーシのチェルノブイリ原発事故で被害を受けた人々への教育に関する奨学金として役立っていた。
(STATS - AP)
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