男子テニスのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は13日、シングルス2回戦が行われ、第5シードの
錦織圭が世界ランク90位の
M・ククシュキン(カザフスタン)を6-3, 6-3のストレートで下して初戦突破し、マスターズ初優勝に向け好発進した。今大会はシード勢が1回戦免除のため、錦織は2回戦が初戦だった。
>>BNPパリバOP男子 ドロー表<<この試合、錦織はリターンが冴え、第1ゲームでククシュキンのサービスゲームをブレークすると第4ゲームでもブレークし、ゲームカウント4-1とリード。その後はブレークバックを許すも、第8・第9ゲームを連取し第1セット先取。
第2セットに入っても錦織の勢いは衰えず、第6ゲームでククシュキンを左右に揺さぶりブレーク。以降はサービスキープを続け、危なげなく初戦を突破。錦織は対ククシュキン戦を6連勝とした。
3回戦では第30シードの
S・ジョンソン(アメリカ)と
J・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦する。
過去のBNPパリバ・オープン男子では昨年のベスト16進出が自己最高の成績で、その時は4回戦で
F・ロペス(スペイン)にストレートで敗れた。
一方、敗れたククシュキンは3月のデビスカップ ワールドグループ1回戦 セルビア対カザフスタンで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)とフルセットの死闘を繰り広げていた。
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