男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル男子(メキシコ/アカプルコ、ハード)は26日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク43位の
S・クエリー(アメリカ)は第4シードの
D・ティエム(オーストリア)に2-6, 2-6のストレートで敗れ、2週連続の決勝進出とはならなかった。
>>アカプルコ大会 対戦表<<この試合、クエリーはファーストサービスが入った時のポイント獲得率を83パーセントとするティエムから1度もブレークチャンスを掴むことが出来ず、わずか57分で力尽きた。
28歳のクエリーは、2回戦で第2シードの
錦織圭、準々決勝で予選勝者の
T・フリッツ(アメリカ)を破っての勝ち上がりだった。また、前週のデルレイ・ビーチ・オープンで優勝を飾るなど勢いに乗っていたが、2週連続のタイトル獲得とはならなかった。
一方、勝利したティエムは、決勝で第5シードの
B・トミック(オーストラリア)と対戦する。トミックは準決勝で
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を逆転で下しての勝ち上がり。
今大会は第1シードで昨年覇者の
D・フェレール(スペイン)と第2シードの錦織は2回戦敗退、第3シードの
M・チリッチ(クロアチア)と第6シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)と第8シードの
J・シャーディ(フランス)は初戦で姿を消すなど、シード勢が早期敗退している。
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