男子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセル男子(メキシコ/アカプルコ、ハード)は23日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク43位の
S・クエリー(アメリカ)が同90位の
D・セラ(イスラエル)を6-2, 6-0のストレートで下した。この結果、第2シードの
錦織圭(日本)は2回戦でクエリーと対戦することが決まった。
>>アカプルコ大会 対戦表<<198センチの長身からのサービスと強烈なストロークが武器のクエリーは、前週のデルレイ・ビーチ・オープンで優勝を飾るなど現在勢いに乗っている。
錦織とクエリーは過去に8度顔を合わせており、対戦成績は錦織から5勝3敗。
直近では、14日まで行われていたメンフィス・オープン準決勝で対戦し、その時は錦織が逆転で勝利した。この大会で錦織が唯一セットを落としたのがクエリー戦。その後、錦織は決勝で18歳の
T・フリッツ(アメリカ)を下して大会史上初の4連覇を達成し、オープン化以降、同一大会で4連覇を成し遂げた7人目の快挙を果たした。
世界ランク6位の錦織は、今大会初戦で予選勝者の
T・デ=バッカー(オランダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
今大会のシード勢は第1シードに
D・フェレール(スペイン)、第2シードに錦織、第3シードに
M・チリッチ(クロアチア)、第4シードに
D・ティエム(オーストリア)となっている。
■関連ニュース■
・錦織 格下にわずか59分で完勝・錦織の相手クレーム ボール重い・本音「錦織と戦わなくて済む」