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錦織と同じ上半分シード敗退

男子テニスツアーのメンフィス･オープン（アメリカ/メンフィス、ハード）は８日、シングルス１回戦が行われ、第１シードの錦織圭と同じトップハーフ（対戦表の上半分）に位置する第６シードのＳ・グロス（オーストラリア）はＩ・マルチェンコ（ウクライナ）に6-7 (4-7), 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。

＞＞メンフィス・オープン対戦表＜＜

同日には第５シードのＤ・クドラ（アメリカ）がＲ・ラム（アメリカ）を6-4, 6-2のストレートで下し、順当に２回戦進出を決めた。錦織とクドラが勝ち進んだ場合、両者は準々決勝で対戦する。

錦織はメンフィス・オープンと相性が良く、２０１３年に大会初優勝を飾ってからは３連覇を成し遂げており、今大会で史上初の４連覇を狙う。

今シーズンは開幕戦のブリスベン国際で４年連続のベスト４進出を逃すも、全豪オープンでは王者Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）の山に入る厳しい組合せの中で２年連続３度目の８強入りを果たした。

また、錦織のコーチであるＭ・チャン（アメリカ）も１９９７年のメンフィス･オープンでタイトルを獲得している。

その他の日本勢では予選を勝ち抜いた世界ランク１３０位の西岡良仁が同１５９位のＪ・ドナルドソン（アメリカ）を6-3, 6-4のストレートで下し、初戦突破を決めている。２回戦ではグロスを破ったマルチェンコと対戦する。