男子テニスの下部大会であるダラス・チャレンジャー(アメリカ、ダラス/ハード)は2日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
S・グロス(オーストラリア)は世界ランク181位の
F・ティアフォー(アメリカ)に3-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。この試合、ティアフォーのあるプレーがATP公式サイトのホットショットで紹介された。
この試合、第1セットの第9ゲームで訪れたティアフォーのセットポイント。グロスのストロークに対してネット際に高くボールをあげてしまったティアフォーは、諦めたようにグロスから背を向ける。
プレーはまだ続いているためグロスにそのボールを打ち込まれるも、ティアフォーは思い出したかのようにボールに反応してパッシングショットを決めた。
18歳のティアフォーはアメリカの若手選手。昨年プロに転向したばかりだが、下部大会では少しずつ頭角を現しており、昨年8月のウィンストン・セーラム・オープンでは予選を勝ち抜く。本戦1回戦では
J・ダックワース(オーストラリア)を逆転で下し、ツアー初勝利をあげた。
一方、身長193センチのグロスは、2012年の下部大会である韓国チャレンジャーで時速263キロのサービスを叩き出した世界最速記録保持者。国別対抗戦のデビスカップでは、オーストラリア代表として出場している。
■関連ニュース■
・錦織サービスをグロス避ける・ヒューイット劇的勝利 豪4強・錦織「西岡よっしー」と練習