テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は21日、男子シングルス2回戦が行われ、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が予選勝者で元世界ランク8位の
R・シュティエパネック(チェコ共和国)を6-2, 6-3, 6-4のストレートで下し、8年連続の3回戦進出を果たした。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、43本のウィナーを叩き込んだワウリンカは、1回戦で
伊藤竜馬(日本)を破ったシュティエパネックを寄せつけず5度のブレークに成功し、1時間31分で勝利した。
3回戦では、世界ランク51位の
L・ロソル(チェコ共和国)と対戦する。ロソルは1回戦で
ダニエル太郎(日本)、2回戦で第25シードの
J・ソック(アメリカ)を破っての勝ち上がり。
2014年の全豪オープン決勝で
R・ナダル(スペイン)を破り、四大大会初タイトルを獲得したワウリンカ。昨年は準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットで敗れるも、ベスト4へ進出した。
今月上旬に行われたチェンナイ・オープン決勝戦では
B・チョリッチ(クロアチア)を下して3連覇を達成し、今大会に乗り込んでいる。
シード勢が順当に勝ち進んだ場合、ワウリンカは4回戦で第13シードの
M・ラオニチ(カナダ)と対戦する組合せ。準々決勝で対戦する可能性があった第5シードのナダルは、1回戦で
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れる波乱に見舞われ、既に姿を消している。
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