テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会初日の20日、男子シングルス2回戦が行われ、第29シードの
N・キリオス(オーストラリア)が世界ランク41位の
P・クエバス(ウルグアイ)を6-4, 7-5, 7-6 (7-2)のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、50本のウィナーを叩き込んだツォンガが4度のブレークに成功し、1時間58分で勝利した。
3回戦では第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。キリオスはベルディヒとツアー大会での対戦は今回が初だが、昨年12月に行われたテニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)ではキリオスが試合を制している。
キリオスの全豪オープンでの自己最高は昨年のベスト8進出。その時は1回戦で当時世界ランク62位の
F・デルボニス(アルゼンチン)、2回戦で同27位の
I・カルロビッチ(クロアチア)、3回戦で同75位の
M・ジャジーリ(チュニジア)、4回戦で同46位の
A・セッピ(イタリア)を下しての勝ち上がりだった。
今年はエキシビション大会のホップマンカップで
D・ガブリロワ(ロシア)とチームを組み、オーストラリア・グリーンとして出場。決勝では
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を下し、17年ぶりの地元優勝を飾った。
今大会ではトップハーフ下半分に位置しているキリオスの山には、第3シードの
R・フェデラー(スイス)、第6シードのベルディヒ、第12シードの
M・チリッチ(クロアチア)、第27シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)らがおり、それぞれ3回戦進出を決めている。
一方、敗れたクエバスは1回戦で
西岡良仁(日本)を下しての勝ち上がりだった。
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