- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコらが思う八百長とは

テニス界で今、騒がれている八百長疑惑の件について、現在行われているグランドスラムの全豪オープン(オーストラリア/ メルボルン、ハード)に第1シードで出場しているN・ジョコビッチ(セルビア)や第2シードのA・マレー(英国)ら、世界トップ選手が八百長疑惑についてそれぞれの見解を述べた。

>>全豪オープン対戦表<<

八百長撲滅とギャンブル会社をスポンサーにするという2つの事柄は別のものではあるが、今年の全豪オープンではそれがどちらも表れている。大会2日目の全豪オープンでは、テニス界で八百長が調査されずにいたという疑いが広がり、その話題で持ちきりとなっていた。

大会初日の18日、BBCとバズフィード・ニュースによって、プロテニスを統括する機関がこの10年間でトップ50にいる16人の選手が八百長に関与したとする証拠を黙認してきた疑いがあるというレポートを発表し、この論争に火がついた。

レポートでは、その選手の半分が今年の全豪オープンにエントリーしているというものだが、選手の名前は明らかにされていない。

プロテニス統括組織は、その主張を否定することで統一戦線の形をとっており、2008年に設立されたテニス腐敗防止委員会による調査の結果、5人の選手と1人の関係者がテニス界から追放されているという事実を強調していた。

世界ランク2位のマレーと、R・フェデラー(スイス)やジョコビッチなどのトップ選手は、プロテニス統括組織がその問題に対してより戦うべきだったと主張している。選手達はその問題が存在することを知っていたが、トップ選手が関与していたのは疑わしいと語っていた。

マレーは、テニスというスポーツはウィリアム・ヒルという賭博会社を全豪オープンのスポンサーにして、3つのアリーナに広告を掲げているのを許していることが複雑な意味をかもし出していると語った。

大会会場であるメルボルン・パークにはロッド・レーバー・アリーナ、マーガレット・コート・アリーナ、ハイセンス・アリーナの3つのアリーナがあり、試合の合間に初めて電工掲示板で広告を掲げている。

今大会過去4度の準優勝があるマレーは「ちょっと偽善者的だと思う。なぜなら、選手は賭博会社をスポンサーにすることを許されてはいないと信じているから。でも、大会はそうしている。なぜそんなことが起きているか理解出来ない。それがちょっと不思議でならない。」と、想いを語っていた。

前日には「境界線」だと表現していたジョコビッチ。「容認出来る範囲ではないか。正直、それは境界線だと言えるかもしれない。賭博会社を大きな大会のスポンサーにするかしないかについては、何が良くて何が悪いのかを語るのはとても難しいこと。」と加えていた。

男子プロテニス協会のC・カーモード会長は、スポーツへの賭け事は「許されている娯楽」であると語りながら、それは八百長などのようなスポーツを腐敗されるようなものと混同してはならないと語っていた。

そして「説明を加えるとするなら、賭け事自体は不法な娯楽ではなく、多くの人達がスポーツの賭け事を行っている。ここで話していることは、スポーツを腐敗させると言うこと。」と、18日に開かれた会見で語り、八百長に関する証拠を隠したり調査しなかったりという疑いを否定していた。

カーモード会長は、法律で許されている賭博会社は、プロテニス統括組織を汚職のターゲットになることを避ける助けにもなっていると加えていた。不法なギャンブルを根絶することは彼等の利益にもなっているからだとしている。

今大会最大の番狂わせを演出したF・ベルダスコ(スペイン)。19日に行われた男子シングルス1回戦では、同胞で第5シードのR・ナダル(スペイン)をフルセットの死闘の末に下していた。そんなベルダスコもこの話題に加わった。

世界ランク45位のベルダスコは、14度のグランドスラム優勝を持つナダルからの勝利に酔いしれていた中で行われた試合後の記者会見で八百長疑惑について問われた。

テニスの試合への賭け事には賛同しないとしながら「賭け事は排除したいが自分ではそれが出来ない。それに対して戦わなければならない。」と語っていた。

19日に行われた1回戦でストレート勝利を飾った第13シードのM・ラオニチ(カナダ)は、賭け事に話題が集中している現状を喜ばしくない妨げだと感じている。「テニスは素晴らしいスポーツ。今季最初のグランドスラムの話題が、全豪オープンよりギャンブルに置かれているのはとても残念なこと。」と、今の気持ちを語っていた。

(STATS - AP)






■関連ニュース■ 

・フェデラー 八百長に憤り
・マレー 八百長に言及
・ジョコ 八百長の誘いあった
(2016年1月20日14時04分)

その他のニュース

11月5日

西岡良仁 日本人対決制し初戦突破 (8時51分)

ジョコ 3度目の正直で初の初戦突破 (8時07分)

11月4日

前週V島袋将 2年ぶり初戦突破 (21時20分)

キリオスvsサバレンカ 異色対決実現 (16時16分)

【1ポイント速報】島袋将・内山靖崇ら1回戦 (15時35分)

内山靖崇 19歳に快勝し初戦突破 (15時17分)

男子最終戦 残すは最後の1枠に (14時37分)

ダニエル太郎 第1シードに逆転負け (12時42分)

ワウリンカ 逆転勝ちで初戦突破 (10時27分)

世界2位に逆転勝ちで最終戦初4強 (8時24分)

11月3日

大坂なおみ 世界57位→16位で今季終了 (16時49分)

望月93位 錦織119位、最新世界ランク (15時44分)

高校生運営の国際大会、無事閉幕 (14時44分)

齋藤咲良 完勝で単複2冠達成 (12時15分)

23年ぶり インドネシア勢がツアー優勝 (11時20分)

望月慎太郎 逆転負けで本戦逃す (10時08分)

前年女王 ダブルフォルト17本で黒星 (9時12分)

シナー 初Vで世界1位奪還 (8時23分)

【動画】ジョコビッチ 難敵撃破し初戦突破!勝利の瞬間! (0時00分)

11月2日

小堀桃子組 ツアー大会で準優勝 (16時00分)

島袋将 ストレート勝ちで5度目V (15時54分)

【1ポイント速報】島袋将vsウォン (14時35分)

望月慎太郎 チチパス弟に完勝 (13時21分)

ラケット粉砕→対戦相手が掃除 (11時41分)

東レPPO棄権も最終戦好発進 (10時13分)

シナー決勝進出 ズベレフに圧勝 (9時12分)

45歳で引退、最年長複世界1位記録保持 (8時05分)

【動画】観客の大声援に応えるワウリンカ (0時00分)

【動画】ルバキナ 初の最終戦4強!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!