男子テニスツアーの開幕戦であるチェンナイ・オープン(インド/チェンナイ、ハード)は10日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第8シードの
B・チョリッチ(クロアチア)を6-3, 7-5のストレートで下し、3連覇達成と同時に大会4度目の優勝を飾った。
決勝戦、ワウリンカは15本のサービスエースを叩き込み、ファーストサービスが入った時に89パーセントの高い確率でポイントを獲得。そして、3度のブレークチャンスから2度のブレークに成功し、1時間26分で優勝を決めた。
18日からの全豪オープンへ弾みをつけたワウリンカ。過去の全豪オープンでは2014年にグランドスラム初優勝を飾り、昨年は
錦織圭(日本)らを破ってベスト4へ進出した。
一方、惜しくもツアー初優勝とはならなかった19歳のチョリッチは、若手有望株の1人。今回の決勝ではワウリンカのサービスゲームで5度のブレークチャンスを握るも、1度も活かせなかったことが勝敗に影響した。
■関連ニュース■
・錦織苦しめたチョリッチ語る・BIG4脅かす30歳スタンの存在・スタン フェデラーの電話出ず