男子テニスで世界ランク510位の19歳、
越智真が所属するGODAI テニスカレッジの船橋校にて20日、クリスマスイベントが開催された。その際、越智はtennis365.netの独占インタビューに応じ、今後の目標について話した。
「去年に続いて2回目だったんですけど、去年ほどの緊張はなく楽しめました。」と今回のイベントを振り返った越智。
現在19歳の越智は2013年の全日本ジュニア18歳以下で優勝、更にJOCジュニアオリンピックカップでもタイトルを獲得して日本ジュニアランキング1位を記録。昨年1月には全豪オープンジュニアの本戦に出場した。
「今年は初めてプロとしての1年目で、良かった時もあったんですけど、あんまり良くない時もあって。特に日本に帰ってきた時の11月はちょっと思い通りに出来なかった。1年を通しての疲れも出てきてしまっていた。」と今季を振り返った越智は、今年4月からプロとしてツアーをまわっており、今後の活躍に期待がかかる注目選手の1人である。
「初めてフューチャーズ大会で優勝したのは、とりあえず良かった。嬉しかったですね。大会自体も良かった。」と話した様に、10月に行われたマニラのフューチャーズでは決勝で
竹内研人との日本人対決を制して初の優勝を飾った。
「決勝では日本人対決で、入場の曲が(何故か)松田聖子さんの曲だった。こんなことしてくれるんだと思いました。」と越智は楽しそうに話していた。
今年嬉しかったことはと問うと「フューチャーズで優勝出来たことと、目標にしていたランキングにいけたのが良かった。700-600位あたりにいけたらいいかなと思ってて、500位台にいけたので。」と述べた。越智は世界ランク1500位台から1年で500位台まで上げ、目標を大きく上回った形でプロ1年目を終えた。
テニスの話から少し逸れて、会ってみたい芸能人を聞いてみると「パフュームと、大原櫻子ちゃんと、さんまさんと、狩野英孝ですね。音楽も好きだし、お笑いも好き。(テニス選手では)
R・ナダル(スペイン)が好きって言ってますけど、(お笑いの)コロコロチキチキペッパーズのナダルも好きです。」と笑いながら教えてくれた。
今後の課題については「今年はフューチャーズを中心に回って、ちょっとずつ勝てるようにはなってきたんですけど、チャレンジャーに上がった時にそれが勝てるテニスなのかっていうのは、ちょっとまだかなというのが課題。」
「フューチャーズで勝っていける質の高いテニスをして、チャレンジャーで上を目指して、早くフューチャーズを卒業したいです。出来れば来年中に抜けたいですね。」と越智。
最後に来年の抱負を聞くと「ランキングを上げるのはもちろんなんですけど、自分のテニスのレベルアップを優先して、上の世界で勝っていけるようなテニスに進化させていきたいなと思ってます。ランキングで目指してるのは300位台。」と意気込みを語った。
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