12日、男子テニスのエキシビションイベントである「EVOLABLE ASIA 空旅.com HEAT JAPAN 2015」に登場した世界ランク117位の
西岡良仁がtennis365.netの独占インタビューに応じ、日本のエース
錦織圭のフォアハンドを参考にしていることを話した。
西岡は今季、2月のデルレイビーチ・オープンで初のツアー大会ベスト8進出、グランドスラムでは全仏オープンと全米オープンで予選突破を果たしている。全米オープンでは本戦1回戦は元世界ランク12位の
P・H・マチュー(フランス)にフルセットで勝利し、四大大会初の勝利をあげた。
その後は早期敗退が続く中、今季最後の大会となったダンロップ・スリクソン・ワールドチャレンジ決勝で、
A・クドリャフツェフ(ロシア)をストレートで下して今季初、昨年9月以来となる下部大会でのタイトルを獲得した。
現在の取り組みについて問うと「サーブの強化はずっとやっている。フォアハンドのタイミングの速さをもう少し速くしたい。」と話す西岡は「錦織選手みたいに、どっちに打つかわからないような展開に出来ればステップアップすると思う。」と世界ランク8位の錦織のフォアハンドを参考にしていた。
今年の全仏オープンでは、錦織がサウスポーのベルッチ戦を想定し、2回戦前に左利きの西岡と練習を行った。練習後、西岡は自身のフェイスブックで「やっぱり超強かったです。凄くいい刺激になりました。」と綴っていた。
現在20歳の西岡は、来年の全豪オープン本戦ワイルドカードを獲得している。
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