テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のインドラウンド(インド/ニューデリー、ハード)は11日、フィリピン・マーベリックスとシンガポール・スラマーズの男子ダブルスが行われ、
M・メロ(ブラジル)/
N・キリオス(オーストラリア)組が
TH・フェイ(フィリピン)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組を6-5 (7-5)で下した。
>>IPTLとは・・・?<<この試合、サービスキープが続く中でメロ/ キリオス組は第5ゲームでブレークを許してしまう。
IPTLのルールは独特で、この大会ではショットクロック(試合がよりスピーディに進行)が採用されている。サーブは20秒以内、コートチェンジは45秒以内、セット間の休憩は3分間と決まっているため、時間切れになった場合はポイントを失うことになる。
キリオスはコートチェンジのタイミングで我慢出来ず、チームメンバーに止められながらもトイレに走っていくという場面があり、45秒以内に間に合わず危うくポイントを失うところだったが、タイムアウト(各セットにつき1回60秒)で何とか間に合った。
その後、第6ゲームでブレークバックに成功したメロ/ キリオス組はシュートアウト(7点 先取のタイブレーク方式)に突入。3-2のタイミングで次のプレーで取得する得点が倍になるパワーポイントシステムを使ったメロ/ キリオス組は、キリオスがバックハンドのダウンザラインを決めてフェイ/ ロジェ=ヴァセラン組を更に突き放した。
試合の対戦結果は以下の通り。
【フィリピン・マーベリックス vs シンガポール・スラマーズ】
1.レジェンドシングルス
M・フィリプーシス(オーストラリア) 4-6
C・モヤ(スペイン)2.ミックスダブルス
TH・フェイ/
J・ガイドソバ(オーストラリア)組 5-6 (2-7)
D・ブラウン(ドイツ)/
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)組
3.女子シングルス
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア) 3-6
B・ベンチッチ(スイス)4.男子ダブルス
TH・フェイ/ E・ロジェ=ヴァセラン組 5-6 (5-7) M・メロ/ N・キリオス組
5.男子シングルス
E・ロジェ=ヴァセラン vs N・キリオス
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得率によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム率が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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