テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は4日、シンガポール・スラマーズとインディアン・エーシーズのレジェンドシングルスで、
F・サントロ(フランス)を6-5 (7-6)で下した元世界ランク1位の
C・モヤ(スペイン)が、日本のエース
錦織圭を絶賛した。
>>IPTL対戦カード<<「今日の試合はとても良かったと思う。」と話すモヤはサントロと接戦を繰り広げ、どちらが勝ってもおかしくない試合内容の中、最後はサントロのダブルフォルトでレジェンド対決に幕が下りた。
「調子も上がってきていたし、今日の試合は自分の中でも満足の内容だった。ただ、内容的には竸っていて、負けてもおかしくなかったと思う。重要なポイントが取れたのが良い結果につながった。」と振り返っていた。
ジャパン・ウォリアーズに所属する錦織については「とても良い選手であることは間違いない。私自身も彼(錦織)のテニスを見るのがすごく好きだし、動き方・プレーは素晴らしいと思う。」
「トップ10に入って2年目だけど、このまま順調にいけばトップ10に残ることが出来る選手だし、まだ若い。必ずグランドスラムを獲るチャンスが出てくると思う。彼のテニスは武器もあるし、とにかく動きが良い。」と絶賛していた。
また、今大会については「内容もエキサイティングだし、沢山のお客さんも来ていて楽しんでいるように感じる。今の現役選手たちと触れ合える機会もなかなかないし、そういった新しい力というか、選手を見ることが出来て良い。」
「しかも彼らが一生懸命やっていて、楽しみながら全力を尽くしているのを見ると、とても良いなと思う。団体戦の雰囲気は見ていても楽しいと思うし、選手たちも楽しんでいる。ルールが違うけど、観客をもっと引き込めるようなルールになっている。」と話していた。
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
試合の対戦結果は以下の通り。
【シンガポール・スラマーズ vs インディアン・エーシーズ 22-27】
1.レジェンドシングルス
C・モヤ 6-5 (7-6) F・サントロ
2.女子シングルス
Ka・プリスコバ(チェコ共和国) 6-4
S・ストーサー(オーストラリア)3.男子ダブルス
M・メロ(ブラジル)/
D・ブラウン(ドイツ)組 4-6
I・ドディグ(クロアチア)/
R・ボパンナ(インド)組
4.ミックスダブルス
B・ベンチッチ(スイス)/ M・メロ組 3-6
S・ミルザ(インド)/ R・ボパンナ組
5.男子シングルス
N・キリオス(オーストラリア) 3-6 I・ドディグ
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