4日まで行われたテニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)に参戦した元世界ランク1位の
M・サフィン(ロシア)や
C・モヤ(スペイン)らレジェンドが、
錦織圭に太鼓判を押した。
>>IPTL対戦カード<<2000年の全米オープンと2005年の全豪オープンで優勝を飾ったサフィンは「もっと成長出来る。改善出来れば、全米オープン準優勝の実績もあるし、グランドスラムで優勝する可能性は十分あると思う。」と錦織に期待を寄せていた。
1998年の全仏オープンで優勝した元王者のモヤは「僕自身も彼(錦織)のテニスを見ることが好きで、プレーは素晴らしいと思う。トップ10に入って2年目で、まだ若い。必ずグランドスラムを獲るチャンスが出てくると思う。」
2001年のウィンブルドン覇者である
G・イバニセビッチ(クロアチア)は「昨年の全米オープンなどで結果を残しているから、世界のトッププレイヤーであることは間違いない。それを昨年証明しているし、今年の結果を見ると近い将来グランドスラムを獲る確率が高いプレイヤーだと思う。」
フォア・バック共に両手打ちで、独特のテニスが持ち味の
F・サントロ(フランス)は「彼(錦織)の人間性がいいと思う。とても頭が良くて謙虚、人間的に素晴らしい。全米オープン準優勝というキャリアもあるし、もっとチャンスがあると思う。」と錦織の人間性も評価していた。
今後、錦織は2016年シーズンに向けてコーチの
M・チャン(アメリカ)らと練習を行い、オーストラリアのブリスベンへ向かう予定。
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<【IPTL日本ラウンド出場選手】
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、
M・シャラポワ(ロシア)、
奈良くるみ、M・サフィン、
L・パエス(インド)、
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)、
P・コールシュライバー(ドイツ)、
PH・エルベール(フランス)INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、F・サントロ、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ(アメリカ)、M・ラオニチ、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)、
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)、
R・ガスケ(フランス)、
TH・フェイ(フィリピン)、
J・ガイドソバ(オーストラリア)SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ(スイス)、
N・キリオス(オーストラリア)、
M・メロ(ブラジル)、
D・ブラウン(ドイツ)、
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、C・モヤ
UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ(セルビア)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・ネスター(カナダ)、
K・ムラデノヴィック(フランス)、G・イバニセビッチ
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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