テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は4日、
錦織圭が所属するジャパン・ウォリアーズはフィリピン・マーベリックスに24-28で敗れた。この結果、日本チームは神戸で勝利を飾ることが出来なかった。
>>IPTL対戦カード<<前日UAE・ロイヤルズにゲームカウント15-30でと大差で敗れ、2敗で迎えた3日目のフィリピン・マーベリックス戦。
第1試合のミックスダブルスでは
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)/
L・パエス(インド)組が
S・ウィリアムズ(アメリカ)/
TH・フェイ(フィリピン)組と対戦し、先にリードするもセリーナ/ フェイ組の反撃に対応出来ず3-6で敗戦。
第2試合の男子ダブルスではパエス/
PH・エルベール(フランス)(フランス)組が
R・ガスケ(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組に5-6 (4-7)の接戦で敗れた。
第3試合には錦織が登場し、M・ラオニチと対戦。錦織はラオニチの強烈なサービスに苦戦してブレークをすることが出来ず、シュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)へ突入。その後もラオニチのサービスを攻略出来ず5-6 (3-7)で屈した。この時点でジャパン・ウォリアーズからゲームカウント13-18。
続く第4試合、
M・サフィン(ロシア)と
M・フィリプーシス(オーストラリア)のレジェンド対決では、サフィンがチャンスを掴むも、スカッド・サーブと呼ばれる高速サーブの異名を持つフィリプーシスのサービスに押されてシュートアウトへ突入。最後はフィリプーシスにサービスエースを決められて5-6 (1-7)で敗れた。
この日、1番の番狂わせとなったのが第5試合の女子シングルス、
奈良くるみとセリーナの対戦だった。
第1ゲームで奈良がブレークに成功し、会場が大きな歓声に包まれた。その後、すぐにブレークバックされるも、奈良が2度目のブレークに成功し、女王を6-4で破る大金星をあげた。
チームとしてはゲームカウント24-28で敗れたが、試合後のオンコートインタビューで「くるみちゃんが勝ってくれたので、これは勝ったも同然だと思います。」と錦織は笑顔でコメントした。
【ジャパン・ウォリアーズ vs フィリピン・マーベリックス 24-28】
1.ミックスダブルス
M・ルチッチ=バーロニ/ L・パエス組 3-6 S・ウィリアムズ/ TH・フェイ組
2.男子ダブルス
L・パエス/ PH・エルベール(フランス)組 5-6 (4-7) R・ガスケ/ E・ロジェ=ヴァセラン組
3.男子シングルス
錦織圭 5-6 (3-7) M・ラオニチ
4.レジェンドシングルス
M・サフィン 5-6 (1-7) M・フィリプーシス
5.女子シングルス
奈良くるみ 6-4 S・ウィリアムズ
>>IPTL トレーディング・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
【各チームの出場選手】
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、
M・シャラポワ(ロシア)、奈良くるみ、M・サフィン、L・パエス、M・ルチッチ=バーロニ、
P・コールシュライバー(ドイツ)、PH・エルベール(フランス)
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、
F・サントロ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ、M・ラオニチ、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、M・フィリプーシス、E・ロジェ=ヴァセラン、R・ガスケ、TH・フェイ、
J・ガイドソバ(オーストラリア)SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ(スイス)、
N・キリオス(オーストラリア)、
M・メロ(ブラジル)、
D・ブラウン(ドイツ)、
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)、
C・モヤ(スペイン)UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ(セルビア)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・ネスター(カナダ)、
K・ムラデノヴィック(フランス)、
G・イバニセビッチ(クロアチア)
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