マルチスポーツブランドのアディダスジャパン株式会社は、アディダス独自のテクノロジー「CLIMAHEAT(クライマヒート)」を搭載した2015年秋冬モデルを発売。男子テニスで世界ランク131位の
添田豪と同234位の
内山靖崇が発売前にイベントに参加し、対談形式のインタビューに応じた。
今年の国別対抗戦デビスカップワールドグループ1回戦 日本対カナダ戦のダブルスでペアを組んで出場していた添田と内山。
今季の試合で記憶に残っている試合のことを聞くと「デ杯のカナダ戦です。」と同じ試合を答えた両者。
「カナダのアウェーで観客も凄かったですし、相手は格上だったんですが、そこで勝っていれば2回戦にいける大きな試合だったので。負けましたけど、悔しさも今年1番大きいかなと思います。」と語った添田に対し、内山も「僕も添田選手と組んだダブルスのカナダ戦が、やっぱり1番印象に残っています。」と話していた。
日本での試合はもちろん、海外でも活躍している添田に日本と海外での練習環境の違いについて問うと「日本だと何もかもが揃っているというか、何不自由なく時間もいくらでも使えますけど、海外になると大会会場で練習することが多いので、出来る時間も限られていますし、場所によっては環境が良いところではないこともあります。」と語った。
もし他の選手の技をもらえるとしたら、どの選手の何の技が欲しいかと質問すると、すぐに「僕は添田選手のバックハンドが欲しいです!」と即答した内山。それを見た添田は笑いながら「内山君の腹筋が欲しいです(笑)あと、イズナーのサービスも。」と話していた。
今年のウィンブルドン1回戦で
J・イズナー(アメリカ)と対戦し、6-7 (5-7), 4-6, 4-6のストレートで敗れるも善戦を見せた添田。
その対戦については「接戦なんですけど、接戦という感じがあまりしなくて。どうしても彼のサービスをブレークするのは難しいので、ただ自分のサービスは比較的他の選手に比べるとキープしやすい分、もつれることは多いんです。」
「でも、タイブレークだとか1本取らなきゃいけない場面っていう意味では、彼の武器がこっちにとって大きなプレッシャーになるので、そこをどう破るのかっていうのが、まだ惜しいとまでは言えないという内容でした。スコアに関しては惜しかったんですけど、なかなか難しい試合でした。」と、振り返っていた。
今回アディダスから発売される「クライマヒート」の新作を着用した感想を聞くと「冬場は本当に助かりますね。インドアでも外でも、特に朝身体が動いていない時は着ているのと着ていないのとで怪我予防が変わってきますね。これを着ていると寒さを感じないので、ストレスなく出来ると思います。」
「着た瞬間に暖かいので、寒い冬なんかはウォーミングアップが楽に出来るんじゃないかなと思います。」と評価していた。
現在31歳のベテランである添田に、日本の若手選手の活躍へ求めることを問うと「みんなそれぞれ努力して、その努力が結果になってきていると思うし、周りのサポートしているコーチやトレーナーなどサポートのレベルも上がってきているので、自然と結果もついてきます。」
「ただ、昔に比べると求められるものが高くなってくると思うので、ここで満足は誰もしていないと思うし、周りもしていないと思う。更に上にいって
錦織圭という大きな存在があるからそこに近づけるように、そうすれば周りの人も納得出来るんじゃないかなと思いますね。」と、話していた。
また、今後の目標を聞いてみると「今年は終わってないですし、まだ大会はあるので良い成績で終えたいのと、僕の場合は長い目というよりも目の前の試合をやらないといけない状況なので、上を目指せるとこまで目指して、後悔のないようにやっていきたいです。」と、意気込みを述べた。
「クライマヒート」を着用する内山と添田
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