男子テニスツアーの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、ハード)は12日、シングルス2回戦が行われ、第7シードの
西岡良仁(日本)がラッキールーザーの
井藤祐一(日本)との日本人対決を6-1, 6-0のストレートで制し、ベスト8進出を果たした。
第1セットから試合の主導権を握っていた西岡は、井藤を寄せ付けない完璧な試合を展開。第2セットでは井藤に1ゲームも与えず、わずか49分で勝利した。
準々決勝では、第3シードの
添田豪(日本)と対戦する。
20歳の西岡は、今年の全米オープンで予選を勝ち抜き本戦出場を決め、本戦1回戦では
P・H・マチュー(フランス)をフルセットで下し、グランドスラム本戦で初の勝利をおさめた。
その後は初戦敗退が続くも、先日のホアヒン・チャレンジャーで全米オープン以来の勝利をあげた。準々決勝で
杉田祐一(日本)との日本人対決に敗れてベスト4進出とはならなかった。
日本国内で行われるATP(プロテニス選手協会)大会は楽天ジャパン・オープン、兵庫ノアチャレンジャーなど5大会のみ。一般男子の世界ランキングポイントが取得出来る大会の兵庫ノアチャレンジャーは、日本人男子選手にとってグランドスラムに出場するための貴重な大会の1つ。兵庫ノア・チャレンジャーは今年から開催の大会である。
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