男子テニスツアーの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、ハード)は12日、ダブルス準々決勝が行われ、主催者推薦で出場の
近藤大生(日本)/
大西賢(日本)組は第2シードの
チェン・ディ(台湾)/ F・スクゴール(クロアチア)組に2-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
この試合、第1セットで1度もブレーク出来ずに落とした近藤/ 大西組だったが、続く第2セットから2人の意気が合い始め、近藤の巧みなボレーや大西のパッシングショットなどで観客を沸かせた。
しかし、接戦の末に第9ゲームでチェン/ スクゴール組にこのセット2度目のブレークを許した近藤/ 大西組は、その後健闘するも敗れた。
大西は地元兵庫県出身で今大会のシングルスにも出場していたが、1回戦でT・フォルスター(南アフリカ)に敗れて2回戦進出とはならなかった。
一方、勝利したチェン/ スクゴール組は、準決勝で第4シードのC・シェ(台湾)/ T・ヤン(台湾)組と
ダニエル太郎(日本)/ クドリャフツェフ組の勝者と対戦する。
日本国内で行われるATP(プロテニス選手協会)大会は楽天ジャパン・オープン、兵庫ノアチャレンジャーなど5大会のみ。一般男子の世界ランキングポイントが取得出来る大会の兵庫ノアチャレンジャーは、日本人男子選手にとってグランドスラムに出場するための貴重な大会の1つ。兵庫ノア・チャレンジャーは今年から開催の大会である。
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